ナミビアに向かって
11月24日(水)
船は南アフリカを離れナミビアに向かっていた。海の色は濃いブルーから緑色に変わってきた。
こんなにも海の色は劇的に変化するものなのだろうか。この海域にはベンゲラ海流という寒流
が北上していた。寒流による漁業資源が豊かな海であった。
この海域では鯨やイルカやオットセイ等を見たという話を良く聞いた。今日も見たという人が
たくさんいた。水平線には雲がなく、雲に邪魔されることなく太陽は水平線に沈んだ。
今日はマジッククラブに行って、その後、水先案内人の顔合わせに行った。当初、落語家の
古今亭菊千代さんの水パになろうと思っていたからだ。しかし、菊千代さんから短期間で高座
を開くように特訓をすると言うことを聞いていささかびびってしまった。せっかくゆっくりしようと
船に乗ったのに精神的な負担になるようなことはしたくなかった。そんなこともあって一度は申し
込んで見たものの船上での弟子入りはお断りした。そんなわけで何の制約もなくしばらくはのん
びり出来そうだった。
南アフリカのケープタウンから乗船した六人の水先案内人
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落語家の古今亭菊千代さん(写真左)とスロービジネスの中村隆市さん(写真右)
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冒険家のドン・ロバートソンさん(写真左)とアジア太平洋資料センターの高橋茂人さん(写真右)
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日本サンバ教会理事のフランシス・シルヴァさん(写真左)と音楽療法士のクリスティーン・スティーブンスさん(写真右)
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音楽療法とは何なのか。とにかく会場に行って経験してみようと言うわけで会場に出向いた。
そこではフランシス・シルヴァさんとクリスティーン・スティーブンスさんがいてたくさんの打楽器が準備されていた。
そして、みんなに色んな打楽器が手渡されて楽器の演奏が始まった。この打楽器の演奏が心地よいのだ。
会場では若者達が打楽器の演奏に合わせて幾つもの踊りを見せてくれた。
花村さんのスローでいいかげんな話と称する味わいのある話も聞かせて貰った。
中村さんのスローでいいかげんな話
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けっしていいかげんな話ではない中村さんの「スローでいいかげんな話」。
古今亭菊千代参上
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古今亭菊千代さんは南アフリカのケープタウンから乗ってきた、この航海でも目玉とも言うべき水先案内人だ。
ピースボートとのつき合いも長い人で、こういった活動にも積極的に関わっている落語会にあっては珍しい人だ。
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この後、船上限定の多くの弟子を入門させ短期間の間に小話やリレー落語、南京玉簾等を教えてくれた。
にわか作りの高座の上で落語(写真左)と南京玉簾(写真右)の公演。
11月25日(木)
本日の午後、ナミビアの港ウオルビスベイに着岸した。早朝はこうこうと月が輝く晴天だった。
それが7時頃になると曇っていた。どうやら大量の霧が発生しているらしかった。ナミビアの
砂漠では、この霧にから水分補給をしながら生きている昆虫もいるとの事だった。
朝、パソコンをしていると船内放送があった。オットセイが左舷にいるとの放送だった。デッキ
に出てみると確かにオットセイだった。海水の温度が低いために船外は意外に寒かった。
早朝の洋上にはこうこうとした月が海面を照らしていた。海の上で見る月もなかなかのものだ。
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南アフリカを離れて少しすると海の色は群青色になった。雲ひとつない海と美しい海の色
そしてナミビアが近くなると急に海の色は大きく変化した。
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このページとは全く関係がないのだが、船上生活をした人には懐かしい洗濯場の風景だ。
左の写真は洗濯機、右の写真は乾燥機だ。いずれもコイン代わりのトークンを入れると動き始める。
2005年3月17日掲載
2005年10月3日写真掲載
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