

俳句を楽しむとは言いながら、実のところは句会のたび事に悩み苦しみながら作っているような始末で、いつまでも
成長しないまま今日に至っています。
俳句を習い初めて、はや4年近くが過ぎてしました。この間、公民館講座から「あすなろ」という俳句クラブへと移籍し、
現在十数名の方々が集まって月に2回句会を開いています。比較的高齢者の方が多いのですが、みんな楽しく和気
あいあいとやっています。
この度、一区切りのつもりで、これまでに作りためてきた私の句を掲載してみることにしました。つたない句ですが、
良かったら読んでみてください。近作、旧作、取り混ぜて掲載しています。
2000年3月21日
私が俳句を習い初めて以来、作り溜めてきた、つたない俳句を季節ごとにまとめてみました。公開するには、いささか
抵抗もあるのですが、何らかの形で残しておきたいという思いもあり、浅学非才を顧みず掲載してみました。
一度には掲載することが出来ませんので、「冬」編から「春」「夏」「秋」と順次掲載していきたいと思っています。上の
「俳句春秋を」クリックしてみて下さい。
俳句「季語」春夏秋冬として俳句には必ず必要な「季語」について取り上げてみました。これから春、夏、秋、冬と
シリーズで私の感じる季節感を交えて書いていきたいと思っています。上の俳句季語春夏秋冬の文字をクリックして
見て下さい。
松尾芭蕉が活躍した時代から三百年以上が過ぎました。この間、私たちの周辺はめまぐるしく変化しました。それは
周辺の環境や景色だけでなく、生活習慣までもが変化してきました。それでも俳句の世界は今も生き続けています。
春には春の、秋には秋の俳句の世界があります。どうか貴方も俳句の世界に飛び込んでみましょう。そこから又、
新しい世界が見えてくるかも知れませんよ。「変化した季節感」をクリックしてみて下さい。
旅先での俳句との出会い
2000年10月、そして明くる年の春と、四国旅行の際、滑床渓谷に一泊しました。ここは愛媛県の松野町というところに
あります。俳句の盛んなところで、町のあちらこちらに投句用のポストが設置され、投句用紙が置いてありました。
私も下手な俳句ながら旅行記念にと思い、何句か投句しました。途中の土産物店で数句、宿泊した森の国ホテルでも
数句といったものでした。その内の二作が佳作に選ばれ、先日、町の広報に掲載され送られてきました。早速、町宛てに、
お礼のメールを入れておきました。
足早に稜線から秋降りてきし
滑床の夜に抱かれ秋深む
この町は芝不器男という大正から昭和初期にかけて活躍した俳人の出身地でした。病魔におかされ、この世を去るまでの
短い生涯の間に、素晴らしい俳句を残しています。その人の出身地であるということもあって、この町では俳句活動が盛んな
ようです。
私は、この地を訪れるまで芝不器男さんという名前を知りませんでした。俳人にも多くの素晴らしい先覚者がいることを
改めて認識した次第です。
五七五というわずか17文字の中に広大な景色が見えたり、静かな山の中が感じられたり、そして又、句を詠んだ人の
心境までもが読みとれたり、俳句には想像を超える奥の深さがあるように思います。それだけに句を詠むには、余計難しい
ものだとも言えます。
私は俳句を習い初めて4年余りになりますが、今だに、どう作ればいい句が出来るのか思い悩む事ばかりです。読む人に
作者の思い描く景色や心を感じさせるには、どう表現したら良いのだろう。考えれば考えるほど壁に突き当たってしまい、
いまだに宿題の句が締め切りぎりぎりにならないと出来ないのです。それだけに、これはというような手応えのあるものが
出来たときの喜びは、何とも言い表せないものがあります。
はらはらと音なく散りて花の午後
土割れて芋の芽のぞく温さかな
瀬戸の海一望千里春霞
2002年4月 勝利
参考句(私の師匠である冨士谷先生の句です)
水温み活気戻りし港町
朝靄の晴れゆく湖の蜆舟
倉町は旅人ばかり水温む
闇汁会 俳句の季語としては今や死語になりかけているような季語があります。そんなものの一つ「闇汁」を初めて体験しました。
昼間の事とて真っ暗というわけにはいきませんでしたが気分だけは味わえました。昔はそれこそ真っ暗闇の中で、ふざけて
草鞋やたわしを鍋の中にほりこんで、誰かがそれをつまんで驚くのを楽しんだりしたようですが、今回は極まじめな闇汁会
でした。
箸伸ばす先に箸あり闇汁会 勝利
闇汁会と書いて「やみじるえ」と読みます。
俳句は頭の体操 趣味を持たない人は、ぼけるのが早いと言います。自分のぼけ防止のために何か一つでも打ち込めるような趣味を持ち
ましょう。そのためには俳句や川柳が一番手近な方法ではないでしょうか。ノートと鉛筆、俳句の場合は歳時記と季寄せが
あれば良いのです。
五、七、五のわずか十七文字の中に、自分の思いや感動を織り込むのですから、それなりに頭を使います。最初は下手
でも良いのです。自分なりに満足できるものが出来れば、それはそれで良いのだと思います。気長に続けていく内に、
だんだん良いものが出来てくるように思います。
私も公民館の講座がきっかけでクラブ活動を始めました。「あすなろ」という俳句のクラブです。二十名足らずの小さな
クラブですが、毎月二回句会を開いています。 2002年4月10日追記
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句会の風景と公民館祭りの展示写真です 2002年3月
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