身近な鳥たち

渡り鳥は2月の末頃から3月にかけて帰っていきます。"ひよ"という鳥も例外ではありません。中には
スズメやカラスのように、その地に居着いたものもいます。こんな例外は別にして、大半の鳥は渡り鳥
として元来た場所に帰っていきます。
その際、食べ物を行く先々で探しながら渡っていきます。海上に出てしまうと食べるものはなくなります
から、陸上を飛ぶ時、出来るだけたくさん食べておかなければいけません。そんな訳で、降り立った場所
で、食べられそうなものは、みんな食べてしまいます。何しろ集団で移動するのですから、生半可な量
ではありません。"ヒヨ"達が集団で通り過ぎた後には、キャベツやブロッコリーの芯だけが残っていると
いう状態になっていることも少なくありません。
毎年、私も"ヒヨ"の被害には困っていました。今年は、早くから防鳥ネットを張って"ヒヨ"対策をしてきま
した。おかげで、ほとんど被害はありませんでした。"ヒヨ"は保護鳥ですので無断に捕獲は出来ません。
従って、自己防衛しかありません。
"ヒヨ"はキャベツやブロッコリーの葉を好んで食べます。ブロッコリーの葉がおいしいのかどうか分かり
ませんが、冬キャベツが甘いことを考えるときっと甘いに違いありません。野生の生き物は、鳥に限らず、
味の良いものを良く知っています。どうして分かるのでしょうか。不思議な事です。同じ冬野菜であっても
白菜はあまり食べようとはしません。
地元に居着いた"ヒヨ"は、春から冬にかけて季節、季節のものを食べに来ます。サクランボが熟れたら
サクランボ、その他、ユスラウメ、グミ、夏になるとトマト等、おおよそ何でも食べに来ます。
冬、取り残した柿には、まず"ヒヨ"がやって来ます。その後から、スズメやメジロが"ヒヨ"がいない事を
確認してやってきます。鳥たちの世界にも序列があるようです。
会社の遊水池には"ウミウ"がいます。"ウ"には海を主な餌場にするものと、川を餌場にするものがいる
ようです。この鳥は羽が黒く、遠くから見るとカラスのように見えます。しかし、カラスと違うのは首が長い
ことと体が一回り大きい事です。
会社の近くの遊水池では、数年前から見かけるようになりました。それまでは、カイツブリやカモメくらい
しか見かけませんでした。
今年、ほんの短期間でしたがカモも来ていた。このように、来る野鳥も年毎に変化しているようです。これ
からも野鳥たちの楽園であり続ければ良いと思っています。
2004年4月19日掲載
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