7日目(7月21日・・・日本時間)

再びミネアポリスの空港「さようならアメリカ」

 早いもので瞬く間に1週間が過ぎてしまった。少し早めに起きて帰る準備。だいたいのものは昨晩

纏めていたので、ほんの身の回り品だけだ。ホテルの精算を済ませる時に手違いで宿泊代を多めに

請求されていた。スイートルームの料金を請求されていたからだ。スイートルームになったのは

ホテル側のダブルブッキングだったためで、こちらの責任ではなかった。娘がフロントに掛け合って、

再計算をして貰った。向こうも非を認めて料金を払い戻してくれた。やはり言葉が通じると言うことは

素晴らしい事だ。我々だけだったら余分なお金を支払わされていたところだった。本当に娘に感謝。

 ホテルを後にタクシーでボストン空港へ。そして、出国手続きを済ませて、待ち合わせロビーに。

帰りの便は韓国系の人や、東南アジア系の人が多い。娘とは待ち合わせロビーのところで分かれる。

元気で暮らせよ。さようなら。あわただしい別れだった。少し寂しいだろうが、すぐ日常生活に戻るだろう。

本当に、ご苦労さん。慣れぬガイドで大変だったと思う。でもいい勉強になったのではないだろうか。

飛行機は予定通りミネアポリスに着き、そこで又、2時間の遅れ。2時間待って機上の人に。

 うんざりするくらい長い旅だ。帰りは一睡もせずに映画3本を見てしまう。そして、機内食3回をぺろりと

食べてしまう。帰るとなると現金なもので、たちまち元気が出てくる。長い長い13時間の旅だった。

帰りはカナダ、アラスカ、アリューシャン列島を経由して日本に。長い飛行時間は、地球を半周した

ことになる。そう思えば本当は早いと言えるのかもしれない。これで、この旅行記もおしまい。


 この旅は1997年でした。今から3年前になります。原稿は書いていたのですが、

なかなか再編集出来ず、原文のままで眠っていました。いつかは写真入りで紹介を

したいと思っていました。

 文中、私自身の見たまま、聞いたままを書いており、多少なりとも、偏見や間違った

見方をしているところがあるかも知れません。お許しを頂きたいと思います。

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